社交ダンスの健康や認知症への有効性には、ステップや理論を知る楽しみとしての知的活動、全身の関節が使われる有酸素運動の他、人とのコミュ二ケーションが挙げられますが、同じ趣味の人同士が関わり合う事だけではなく、踊りそのものが繊細で節度ある、人と人とのコミュ二ケーションだと思います。
踊っている相手の動きやタイミングを感じて、それに合った動きをしたり、どうすれば相手が動きやすいのか、互いを思いやって動きます。
耳でメロディーやリズムを取り込み、手のひらや足の裏のセンサーを働かせて、脳も体も、その人なりにフル活動させた状態です。
それが、ダンスをされていらっしゃる方々を若々しく、健康にしている要因の一つだと感じます。(その4に続く)